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映画AVATARにはまってしまって、さあ大変。 ケルトラルは、ナヴィ語でホームツリーのことです。
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字幕と吹き替え

映画ならば、基本的に洋画好きです。
邦画は、いまいち好みに合わないみたい。

で、洋画ならば、まず字幕を見ます。
これは声もその役者の演技の一つだと思うので、まずは声ごと。

何回も見たり、DVDを買ったりして、いろいろ考えながら見るときは、吹き替えの場合も多いです。
中には、吹き替えの方がしっくり来るかも……という場合もありますけど。(たとえばシュワルツェネッガーとか、アラゴルン役のウィゴ・モーテンセンは意外に声が高めで、吹き替え並みの低い声希望)

吹き替えのできが良い場合は、あえて吹き替えをおすすめ。

今回の「AVATAR]も吹き替えを見ている方が多いです。
今回、吹き替えのできがかなり良かったし、事情として、上映時間が吹き替えの方が都合が良かったというのがあるんですが、もうひとつ。

字幕の翻訳が戸田奈津子氏。
これを知ったとたんに、字幕の株を下げました。

戸田氏の翻訳すべてに文句を付けるわけではありませんが、ことSFやファンタジーには合わないと思います。

字幕と吹き替えを比べると、字数の制限や読みやすさなど、字幕の方が制限が多いのはわかります。
吹き替えのように声音で伝えることもできません。
同時に英語のせりふも流れているので、あまりに意訳しすぎると音と合わなくなるおそれもあるでしょう。

しかし……それを差し引いても、戸田氏の翻訳には首をひねることが多々。

ロード・オブ・ザ・リングの翻訳問題事件は、まだ記憶に残ってます。
(※死んでない人を過去形で語り、滅んでない国を再興しようとし、言葉遣いの不統一で登場人物の雰囲気を壊してしまった、問題の字幕事件)
あれほどではありませんが、ちょこちょこと「戸田節」で、登場人物の雰囲気が壊れているところが……。
SFやファンタジーは、字幕であってもちょっとした言葉遣いで雰囲気が伝わるか、壊れるかが分かれてしまうので、「戸田節」で訳されてしまうと、登場人物が丸ごと壊れます。
「戸田節」は、他のジャンルでは違和感が無くても、SFやファンタジーには合わないのです。

ただ、一カ所、これは字幕に軍配!……という箇所があります。

RDA(地球人側)がナヴィのホームツリーを破壊し、その後、ジェイクがアバターに戻ったシーン。
灰が降りしきる中を歩きながら

追放された者 (吹き替え:のけ者)
裏切り者    (吹き替え:裏切り者)
エイリアン    (吹き替え:エイリアン)


……とジェイクのモノローグが流れるんですが、この次。

彼らの目には”見えない”者
(吹き替え:もはや仲間ではなかった)
(英語: I was in the place the eye does not see

ここは、なんと言っても字幕に乾杯!
この作品の重要なキーワードに” I see you "がありますが、ここはそれに対応したせりふだと思うので、字幕訳がおすすめです。

作中では、何度もジェイクが目を開くシーン(人間でもアバターでも)が出てきて、「目覚めなければならない」というフレーズが繰り返されます。
この演出と” I see you ” も対応していると思うので、やはりここは字幕訳!

ただし、その後の「忠誠を示せば、俺を受け入れてくれるだろう」……で台無しですけど。
吹き替えは「彼らにまた会うためには、全く新しい俺が必要だった」……で「新しい俺」がトルーク・マクトなわけで、ちゃんと対応してます。
単に忠誠を示すのとは違うだろう……。
( But  to ever face them again, I was gonna have to take it to a whole new level.)

あ、対応していると言えば、トルーク・マクトになってオマティカヤの元に戻ったとき、
ツーテイが「一緒に空を飛ぼう(字幕)と言います。
吹き替えは「一緒に戦う」 (英語は I will fly with you

吹き替えでも通じるし、違和感はないんですけど、その後、オマティカヤを前に演説するとき、
「風に乗って飛び立とう」(風に乗って急いで各地に飛んでくれ)
「俺と一緒に飛び立とう!」(空に舞い上がろう、俺とともに!)

……というシーンがあります。
このときの英語は「you ride out as fast as the wind can carry you,」 「And you fly now with me!」なので、風や「飛ぶ」つながりで、「一緒に戦う」よりも「ともに飛ぼう」の方が雰囲気があるかな……。

このシーンだけでなく、ストーリー上のいろいろなところがさりげなく対応しているので、それを見つけるのも楽しい。
DVDで何度も見られるからこその楽しみです。





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